03．金沢移住体験プラン

もともとの出身は県外で、小学生～中学生のころに金沢に住んでいたことがありました。こみんぐるの林俊伍さんとは、そのときの先輩後輩の関係です。

結婚をきっかけに今後の仕事や拠点について考え始め、妻と希望を話し合ううち金沢が候補地に浮かび、金沢から離れた後も交流が続いていた林さんに相談しました。

林さんは自分たちの希望を聞いたうえで、3泊4日の金沢滞在をコーディネートしてくださいました。Hyotan旅音に滞在しながら、林さんに紹介してもらった同世代の面白い方々との食事会や素敵な場所の訪問などで、妻も自分も金沢に住むイメージが自然とつきました。
特に、妻の「顔が見える関係性の中で日常の買い物や生活がしたい」という希望から、林さんが紹介してくれた町に根付いた小さな書店や、車で20～30分で行くことのできる自然豊かな白山エリアなど、自分たちの志向に合った場所をたくさん見ることができたのは大きかったです。

その約半年後、移住を決めて家探しに再度金沢を訪れCrasco旅音に滞在した際にも、自分たちの希望が叶う居住エリアについて地元民ならではの的確なアドバイスをいただきました。結果的にそのエリアで夫婦ともに気に入った物件があり即決。今では夫婦で金沢ライフを満喫しています。

もともとは東京の出身で、大学で建築関係を専攻。卒業後は福岡や首都圏の大学で、専門分野の教鞭をとる経験を積んでいました。
2016年から金沢大学で教えることとなり、最初は5年間の有期雇用だったので単身赴任で金沢に住み始めました。こみんぐるの林夫婦とはこの頃に知り合い、俊伍さんとは飲み友達として日頃からいろいろな情報共有をしていました。
その後金沢大学での仕事が期限なしの契約となり、当時小学4年生と4歳だった子供たちの希望を尊重して家族で一緒に金沢に住むことになりました。
妻は金沢には地縁がなかったので、状況が佳奈さん（こみんぐる代表取締役、愛知県出身）とも似ていると思い、移住の際に大変だったことなど参考になりそうな話を聞いてみたりしましたね。俊伍さんにも、家の引っ越しについてなど相談していました。
また大学でやっているのが「まちづくり」の分野なので、地域の皆さんとはつながりがありました。そこで保育園の空き状況や子供たちの小学校の校区についての話など、地元の方にいろいろ教えてもらいました。行政やネット上の情報だけではわからない生の声をたくさん聞くことができたことで、妻や子供たちも安心して金沢に呼び寄せることができたと思います。

旅音スタッフにとって、滞在して仲良くなったゲストは「ともだち」。滞在が終わって帰った後も、移住を考えるにあたって気になることがあればお気軽にzoom等でご相談ください！「金沢が好き」と感じてくれた仲間には、喜んでお節介を焼きます。